鎧伝サムライトルーパー 書籍 資料の間
小説 ノベル系


個人的満足度を★5ランクで評価しています。
あくまで個人的評価です。

※最近,、電子書籍kindleで、
河原よしえさんのトルーパー小説が
発売となりました。

内容には
ネタバレを含みますので
これから読む方はお気を付け下さい。




小説 ノベル系
ケイブンシャノベルス 89年7月14日発行 当時定価 750円
「鎧正伝1 サムライトルーパー 乾坤編(けんこんへん)」 河原よしえ

●TVシリーズの1部(1〜19話)のノベル化。おおむねTV版と同じストーリーですが、若干違う部分があります。バトルの組み合わせが違ったり、違う回のやり取りを持ってきたり、小説向けに再編集された感じです。

TV版よりも5人の会話が増えているのが嬉しいです。暗闇でも目の見えるアヌビスにセイジが「ビタミンAの採り過ぎかもしれん。奴もカボチャがすきなのかな・・・」と言い、リョウを笑わせるなど、ファンならニヤリとするシーンも。
主にTV版と違う部分は・・・1話の妖邪兵がすぐやられ、朱天が出てくる。そのため2話の自己紹介はありません(5人は元々知っていたかのような描写)。各キャラ覚醒のバトル組み合わせも若干違います。リョウ、シン覚醒はTVと同じ。

セイジ覚醒はリョウVSアヌビス、シュウ覚醒はセイジVSラジュラ。トウマ救出時は3魔将をカオスが追い払う。妖邪弾ではなく、天の橋立で4人の鎧とカオスの力でトウマを呼び寄せた。

特徴としては、サムライトルーパーやアンダーギアといった名称でなく、鎧戦士、防着と呼びます。普通に英語が含まれているので、大昔の人であるカオスがそんな名前を言うのはおかしいという整合性を取ったのでしょうか?鎧擬亜の名称は出てきます。

アンダーギアはカオスが防着と呼んでいたそうですが、シンが「鎧擬亜の下・・・まあ、アンダー・ギアってところだね」と命名。他のメンバーが賛成する中、「私は防着と言われた方がしっくりくるが・・・」と言うセイジのキャラがいい!あとは光輪→翡翠色、天空→藍色、水滸→浅黄色という色の表現が良く出ます。

個人的満足度★★★★
ケイブンシャノベルス 89年7月31日発行 当時定価 750円
「鎧正伝2 サムライトルーパー 英魂編(えいこんへん)」 河原よしえ

●TVシリーズの1部(20〜39話)のノベル化。おおむねTV版と同じストーリーですが、かなり違う部分があります。冒頭から柳生邸は別荘、父母はフランス在住などが明かされます。そして、沙嵐坊は出てきません。

新宿に妖邪兵と堕羅が現れ5人が迎え討ちます。しかし倒したと思った矢先、三魔将、迦遊羅が登場、5人は輝煌帝を出現させ撃退に成功するが、閃光斬(閃煌斬が閃光斬と記載)の光が消えると、いつの間にかさらわれていた秀、征士、伸。そこに改心した朱天が登場。

剣舞卿が現れ、烈火剣折れ〜剛列剣・黒炎王の流れがあり、錫杖の力で遼達は妖邪界へ。再び現れた堕羅を撃退、ナスティ達は勾玉を手に入れる。遼達の前に現れた三魔将は2人の手助けをする。螺呪羅は芭陀悶に立ち向かい殺される。三人を救出〜迦遊羅に芭陀悶憑依。朱天と共に悪奴弥守も死す。〜迦遊羅覚醒。阿羅醐に立ち向かい一太刀入れたが那亜挫も死す。人間界で輝煌帝VS阿羅醐。

一番の違いは四魔将の最後でしょう。エピローグにてそれぞれが魔将になる前の人生に戻っていきました(悪奴弥守、那亜挫はそこで死す)。最後の最後にナスティがこの戦いを記録に残そうと思い、そこで付けた5人の名がサムライ・トルーパーでした。

個人的満足度★★★★

ケイブンシャノベルス 90年1月発行 当時定価 750円
「鎧正伝3 サムライトルーパー 幸魂編(こうこんへん)」 河原よしえ

●トルーパーも4魔将も阿羅醐も全く出てきません。主に迦雄須一族の誕生を描きます。

個人的満足度★
※小説としての評価ではありません。やはり5人が全く出ないという点で個人的満足度は低いです。
 
ケイブンシャノベルス 90年5月発行 当時定価 750円
「鎧正伝4 サムライトルーパー 晨昏篇(しんこんへん)」 河原よしえ

●トルーパーも4魔将も出てきません。人間時代の阿羅醐、若き迦雄須の生き様、そして2人の対決を描きます。

個人的満足度★
※3と同じく小説としての評価ではありません。やはり5人が全く出ないという点で個人的満足度は低いです。

ケイブンシャノベルス 89年10月発売 当時定価 750円
「鎧外伝 サムライトルーパー」 河原よしえ

●これはファンなら絶対読んで頂きたい、読まないと損!というほどの作品です。烈火は「サムライトルーパー大事典」掲載、天空は月間OUT増刊「サムライトルーパー完結編」、水滸は月間OUT連載されたものです。光輪、金剛は描き下ろしです。

それまで明確に描かれなかった5人が鎧を手にしたいきさつが語られています。5人の個性をより知る事のできる点でも貴重です。当時この本のOVA化を切に願いましたが…。

なお、書籍メモリアルズの予約特典「鎧伝承」として、この作品の一部がカセットテープに収録されました(Blu-rayBOXに音声特典として収録)。

個人的満足度★★★★★神

ケイブンシャノベルス 90年4月発売 当時定価 750円
「鎧伝 サムライトルーパー 輝煌帝伝説 ビデオ版 浜津守

●おおまかな内容としてはビデオ版と同じです。小説だけあって細かな心理描写なども描かれています。挿絵にはビデオの画像を掲載。一番の違いは最後にちょっぴり迦遊羅と三魔将が出る点。

個人的満足度★★★

ケイブンシャ 90年4月1日発行 当時定価980円
「サムライトルーパー 恋文(ラブレター)」 
サムライトルーパー愛組編

●スタッフから各キャラへのメッセージ、ファンから(?)のメッセージ、キャストインタビューなどを掲載。挿絵にはOVAの原画等を掲載。

個人的満足度★★

ケイブンシャ 90年5月発行 当時定価 980円
サムライトルーパー 郵便箱(メールボックス) fourteen」
サムライトルーパー愛組編

●修行中(19〜20話・20話〜28話の間)、5人がそれぞれに手紙を送っていたという設定。正確にはナスティに手紙を出し、それを電話で読んでもらったという事らしいです。このキャラはこのキャラにこういう事言いそう、という感じが出てるのでこういうのもアリかなと思います。挿絵にはOVAの原画等を掲載。

個人的満足度★★★★

ケイブンシャ 91年6月発行 当時定価980円
「鎧煌記 サムライトの軌跡」
サムライトルーパー愛組編

●5人や迦雄須、迦遊羅がそれぞれの視点から、TVシリーズでの戦いを語っています。挿絵にはTVシリーズの原画や設定画を掲載。

個人的満足度★★



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