鎧伝サムライトルーパー/烈火のリョウ
旧アイテムとの比較



放映当時のアイテムとはメーカーも違えば時代(20年!)も違う。価格もターゲットもあらゆる状況が違いすぎる。比べたところでどうなるものか?・・・それはこうしてアーマープラスとして発売された事がさらに嬉しく感じる!(?)
という訳でここでは有名なタカラの超弾動シリーズと童友社のプラモデルを振り返りましょう。


タカラ 超弾動シリーズ クリスタル烈火
 

これが超弾動パワーだ!!
これは通常版とは違う「クリスタル烈火」という商品。通常版では白いアンダーギアの部分が透明に。中のバネが見える事でこのアイテムの痛い点が一目瞭然となっています。
ちなみに中身は無塗装の烈火剣が塗装されてます(ずるい!)。鎧スタンドは付属しないので脱いだら脱ぎっぱなし。
当時定価2400円






顔に関してはこの時代なら頑張った方かも?(聖闘士聖衣も全然似てなかったし)
兜がフェイスガードのまま(しかも塗り分けなし)。
これも売れなかった原因の一つでしょう。しかも目を黒く塗ってあるだけで口も適当なモールド。ツノと腕の突起はゴム製。腕の突起もツノと同じく白になっている。



烈火剣はつなげて遊べるゾ!決めろ!双炎斬!!


腰アーマーは軟質素材。他と成型色が同じなので違和感は感じません。烈火剣も柔らかいプラスチックで成型。他のアイテムと共通の武器「シコロ(ナイフ)」「手裏剣」も付属。
紋章・肩・スネに貼るシールも付属。(超弾動にもスネに紋章があった!)


「ロック機構」
このアイテムはスプリング機構のためにポーズを保持できません。これじゃプロレス遊びができない・・・そこでこのロック機構があります。そう、ご存知の通りアンダーギアの栓抜きみたいな飾りはこのためにあるのです。手もそのために合金丸出しの無塗装!



プラモデル 童友社 1/12スケール
バトルアクションシリーズ1 烈火 


これは只事ではない!

お城シリーズで有名な童友社から発売されたプラモデル(アラゴ城は?なんて当時良く言われてました)。「これは只事ではない!」のキャッチフレーズは全アイテムに書かれている。いちおうサイズは1/12スケール。(パッケージはいったい誰が書いたんだ?!)
※写真は仮組みした物なのできちんとパーツをハメてません。

タカラがアレなので、当時ポーズが取れるこっちの方を買ってました。顔もこっちの方が似てます。鎧スタンドはなし。アンダーギアには豪快に穴が開いてます。
当時定価600円






顔はこの時代、しかもお城のメーカーならかなり頑張った方だと思います。兜は頬ガードがあまりフィットしてません。



そのままだと肩パーツが本体から離れてます。本来、設定では左手だけのトゲ付き手甲が両手に付いてるところが大味。烈火剣に鞘はなく、繋ぐ事もできません。
きちんと合わせ目を消して塗装すればかなり良くなると思います。しかしモールドも結構ダルく、レトロ風味を消すのは難しいでしょう。




サムライトルーパーMENUへ
トイプリズンTOPへ