ビーストウォーズ メタルス / デストロン


↑影山ヒロノブさんによるカッコよすぎる1期OPに乗せてお楽しみ下さい。
CGアニメ1作目で、コンボイの乗り込んだポッドはエイリアンの惑星破壊兵器に衝突。その爆発の影響で発生したクォンタム・サージを浴びたメガトロン達はメタルスへと進化した。メタルスの特徴として、ビーストモードではメカ的要素、ロボットモードでは生物的要素が目立ち、今までのビーストとは特徴が反転している。※劇場版は劇場で販売された、海外版に日本語シールを貼ったものです。

トイではレギュラーメンバーはほぼメタルス化したが、劇中では一部のキャラしか変化しなかった。テラザウラーやスコルポスは爆発の振動で溶岩に落ち、1話であっさり死亡(身体が光り、メタルスへの進化の片鱗は見せていた)。ワスピーターは溶岩ではなく再生プールに落ちたため死亡は免れたが、クォンタム・サージの影響は受けなかった。惑星エネルゴア生まれのブラックウィドーやインフェルノもその影響を受けなかった。


破壊大帝 メタルスメガトロン (国内版)





メタルスへと進化したメガトロン。ビークルモードを得て空を飛べるようになった。
尻尾は武器となりクネクネと動く。フィンもいちおう回転する。

劇中ではビークルモードでフィンが後ろに向いたり、ロボットモードで肩部の恐竜の手が回転して前を向いたりと、トイでは出来そうで出来ないアクションもしていた。コンボイ同様、ビックサイズでギミック満載だった前作トイと比べると少し拍子抜け・・・。

海外版との違い
国内版は先に発売された海外版より、劇中に近いカラーに若干変更されている。


海外版に比べ、国内版では茶色のパーツが赤みを増している。恐竜の延髄の茶色い塗装部分は海外版成型色に合わせているようなので、国内版では色が合っていない。グレーの成形色も海外版の方は若干茶色がかっている。メッキの色合いは同じように見えます。

他のアイテムと同様、海外版の個別名称プリントが国内版では「DESTRON」と軍団マークになっている。個人的には海外版のカラーの方が劇中イメージに近い気がします。


ウォーロード トランスメタルス ランページ (海外版)
(国内名/ 戦将 メタルスランページ)





巨大なカニ戦士・ランページ。ハサミに収納されたキャタピラを展開して戦車のようなビークルモードにも変形可能。ボリューム・ギミック共にレベルの高いアイテム。甲羅や顔が劇中とは塗り分けが異なり、国内版の方がそのイメージを再現している。トイでは両腕に付いているカニの足が劇中では全て背中に移動している。

映画で誕生のエピソードを先に公開したため、テレビではその回はカットされた。劇中では元は失敗に終わった実験体。かつてサイバトロンはスタースクリームの持つ不滅のスパークを再現する実験を行ったが失敗に終わり、凶暴かつ不死身の怪物を生み出してしまった。

プロトフォームXと呼ばれた怪物は宇宙で破壊の限りを尽くしたが、仲間を殺され復讐に燃えるデプスチャージによって捕らえられる。

その後、アクサロンによって生物のいない惑星に投棄されるはずだったが、エネルゴア不時着の際に他のポッドと共に軌道上に放出されたが、爆発の影響で落下、クォンタムサージを浴びトランスメタルスとして再起動した。メガトロンにスパーク核を奪われ仕方なく命令に従う。

ギミック

ガルバキャノンの車輪部を回すか、ビークルモードで転がし走行するとミサイルが3連射される。


カニのハサミの中にキャタピラのゴムが収納されている。今までの戦車キャラが殆どキャタピラをぶった切っての変形だっただけに革新的なギミック。
カニのハサミにはミサイルもマウント可能。なぜかクラブバスター(小銃)を収納するスペースは特にない。


空中攻撃兵 メタルスワスピーター (劇場限定版)



劇場限定版は劇場で販売された、海外版に日本語シールを貼った物です。ワスピーターもよりシャープなデザインとなって登場。ビークルモードは以前乗り移られたスタースクリームを思わせる(?)。劇場版を購入(海外版に日本語シールを貼っただけ)。

劇中では再生プールに落ちたためメタルス化しなかった。PSゲーム「激突ガンガンバトル」のCGムービーではこの姿を見る事ができる。海外版名称はワスピネーター。


空中攻撃 トランスメタルス テラソー (海外版)
(国内名/ 空中戦闘員 メタルステラザウラー)





テラザウラーのメタルスバージョン。翼は外して武器になる。
劇中では1話でスコルポスと共に溶岩に落ちて死亡。海外版名称はテラソー。


謎の肩可動

両肩には変形に使用しない可動箇所が2箇所ある。別の意図がありながらコストダウンなどでギミックが削除や変更された例もあるようで、その一つかもしれない。ビークルモードで両肩部を反転させて翼に少し角度を付ければこの可動を活かせるが・・・??


忍者兵 メタルスタランス (劇場限定版)




タランスのメタルスバージョン。両肩を組み合わせて後輪を形成するアイデアが秀逸。回転円鋸型の武器・サークル・エッジは銃としても使用できる(どこからビームが出てるかは謎)。劇場版を購入。

劇中では意識をブラックウィドーに移してる間にクォンタムサージが発生。後にメタルスとなった自分のボディに戻った。その正体はメガトロン率いる部隊に潜入していたデストロン秘密警察の内偵者でメタルスジャガーの同志に当たる。だがさらなる裏の顔は、宇宙支配を目的としてユニクロンにより生み出されたユニクロンズ・スポーン。

トリプティコン評議会の3人も同志であり、既にセイバートロン星の各組織にユニクロンズ・スポーンは紛れ込んでいるらしい。祖先はサイバトロンでもデストロンでもないため、タイムストームの影響は受けない。G1トランスフォーマー、ビースト戦士全てを葬り去ろうと画策したが、最後はエイリアンとともに破壊された。海外版名称はタランチュラス。


砂漠戦指揮官 クイックストライク (国内版)



クォンタム・サージの影響によってポッドから出た時にはコブラとサソリ、2種類のビーストが融合した「フューザー戦士」となっていた。尻尾であるコブラの頭は水鉄砲となっている。

劇中では好戦的で口やかましいキャラ。三下のイメージが強く、最後もメガトロンの戦艦による攻撃に巻き込まれ犠牲となる。口ぐせは「ギッチョンチョンでコブラ〜」。声はカミーユでおなじみの飛田展男さん(ちなみにサソリ座)がテラザウラーに引き続き演じた。


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