鎧伝サムライトルーパー 超弾可動 レビュー


スポンサーリンク



烈火のリョウ 千値練より2020年5月発売。定価15000円(税込16500円)

パッケージ



フェイスは通常顔の他、叫び、ほほ笑み、フェイスガード付き叫びの3種付属。
手は握り手の他、武器持ち手、平手が付属。


アンダーギア


腕以外、ほぼアニメ設定を再現。アンダーギアとしての見た目も重視されています。
鎧を付ける時は肩・下腕・左手の甲・つま先を外します。

設定だと肘の関節が腕の内側に向いてるんですが、これは可動機構上仕方ない変更でしょう。
あと設定では二の腕に伸びる線に丸いディティールがあるんですが、なぜか四角に変更されてます(〇→□)。アーマープラスもそうでした。なぜでしょう??注射打った後の四角い絆創膏を思い出すんですが…。


烈火の鎧擬亜(召喚形態)

鎧の形状はアニメ設定を丁寧に再現されていると思います。塗装の鮮やかなツヤありレッドもイメージ通りです。


頭部分割。前髪・後頭部上部を外して兜に変更します。


武装 烈火のリョウ


鎧への換装はアーマープラスよりやり易いと思います。
武装した状態はアニメ設定にかなり近いです。


フェイス

通常顔
塩山さんの絵をイメージして作られたという頭部原型。ツイッターでの原型公開から危惧を感じていましたが、そのまま商品になりました。

もちろんアーマープラスとは雲泥の出来ですが…正直顔がキツすぎます。ツリ目で口をギュッと引き締めすぎてます。遼がこんな表情したの見た事ないな〜しかも塩山さんの絵なら尚更。
塩山さんの遼は、慈しみも哀しみも持った、もっと深い表情だと思います。

いや、フィギュアとしてはいいんですけど、設定と似てるかと言えば顔はそんなに似てない。もっと再現しようがあったはず。


叫び顔。
こちらはさらにキツいツリ目で三角に近い形に。。遼のこんなツリ目見た事ないんですが…。ホント惜しい…。


微笑み顔。
口が曲がり過ぎな感じもしますがツリ目でないため、一番似てます。


髪は割り切って一定方向からの見栄えを考慮された造形です。右向きはなんとなく不動明を思い出させます?


フェイスガードは鎧に付いているのではなく、顔の方に付いてます。
武装した状態でのフェイスガード付きはこの叫び顔のみ(後は召喚形態の台座の頭部)。
なぜ叫び顔のみ??通常顔の方が汎用性あると思うのですが…。


アクションポーズ




超弾可動というだけあって、鎧を着てもなかなか動かせます。

個人的評価としては、アンダーギア、鎧擬亜は★5段階で4.5。ただ、鎧肩パーツの接続軸はこの先何年も保ってくれるか若干不安はあります。
頭部形状は★3。ツリ目と口食いしばり過ぎてるのが本当に惜しい。顔以外はほぼ満点なアイテムです。


アーマープラスとの比較

ヒョロい印象のアーマープラスに対して、アンダーギアでも見栄えのする超弾可動。


アーマープラスのオリジナルディティールアップと、超弾可動の再現度の高さが対照的です。

ただ、超弾可動は税抜15000円。アーマープラスや現行の聖衣神話(初期青銅聖衣等)のほぼ倍の値段です。値段を考えたらこれくらいは再現してくれないと困ります。

今時期、バンダイ以外のメーカーからトルーパー出すならこのくらいの値段になるというのは分かってます。しかしだからと言って、こちらの金銭面が正直キツイのに変わりありません。でもシリーズが続けば何とか頑張って買っていくでしょう。

メーカーさん原型師さんは、どうかこの出来に満足する事なく製品の再現度を上げていって頂きたいです。


スポンサーリンク



超弾可動MENUへ
トイプリズンTOPへ
サムライトルーパー当時アイテムMENUへ

samurai troopers ronin warriors figures