サイバトロン / ビッグコンボイ部隊(新兵)


伝説のワンマンズ・アーミーと言われた孤高の戦士ビッグコンボイと訓練学校を出たばかりの新兵たちで構成。
後にベテランのマッハキックもビッグコンボイに憧れ合流。ビッグコンボイは指令で仕方なく新兵たちの教官になったが、ベクターシグマからの通信もあり徐々に教官らしくなっていった。新兵たちも戦いの中でビッグコンボイに学び強く成長していく。

今までのTF作品ではデストロンは全員飛行能力があり、サイバトロンは一部の者しか飛べないパターンが多かったが、「ネオ」ではサイバトロン戦士も全員空を飛べる。劇中設定では重力制御装置により飛べるらしい。


C-29 副指令 ロングラック




新兵たちの中から副官に任命されたロングラック。
キリンとアームビークルモードという移動攻撃形態にトリプルチェンジする。いちおうカカトに車輪のモールドがあるが、多少無理矢理な感も・・・。変形は結構複雑。もみあげと後ろ髪が生えている(有機体との融合?)。

劇中では、訓練学校をトップの成績で卒業した事を自慢。だが実戦となると超マニュアル人間(ロボ?)で緊急の事態には対処できないでいた。ビッグコンボイやマッハキックに学び、己の未熟さを知る。


ギミック

キリンの舌を押すと目が前方に動く。
左手にはドラグナイフが収納されている。


背中のキリン前足はダブルミサイルとなる。。
右腕の必殺技・アームシュートはスプリングで伸びる。


劇中ファイナルバトルで見せた四脚モード。ブレイクのバスターモードを撃つ際に使用。トイの可動をうまく活かした演出だった。(トイではこの設定はない)




C-30 陸上戦闘員 コラーダ



コブラとガンモードに変身。ガンモードは劇中では「バトルモード」と呼ばれていた。マグマトロンやユニクロン相手に使用。

ネオでは多くのキャラが持っている第3形態だが、その中ではこのガンモードはかなりマトモだ。変形は複雑ではないが、トイの完成度は高い(と思う)。

ロボットモードは西部のガンマンのようなシルエットで、カウボーイハットのような頭部にコブラの背中がマントを思わせる。
劇中では単独行動を好み、性格も体質も正反対のブレイクとは気が合わずよく衝突したが、次第に仲間と力を合わせて戦うようになる。


ギミック

左腕のアームマシンガンは水鉄砲(ポンプ部をつまんで水を吸い取る)。ビーストモードでは頭を押すと水鉄砲を発射できる。
右腕のハンドビュートはムチ状の武器。ヘビのおもちゃのようにクネクネ動く。



C-32 極地工作員 ブレイク



ペンギンとバスターモードに変身。ロボットモードではちょっとガワが窮屈そう。
無理矢理感の多い第3形態の中でも特に無理矢理なのがこのバスターモード。かっちりロックされないのでなおさら。劇中ファイナルバトルにも登場。

劇中では「ギンギンに燃えてるぜ!」が口癖で、一人で突っ走ってはトラブルを起こす事もあったが、戦いの中でチームワークの大切さを知る。右腕のブレイクアンカーはミサイルだけでなくロープを付けて発射する事も可能。

ロボットモードの外観は頭や胴体・足に毛が生えたモールドになっているが、アニメでは髪の毛は描かれたが、それ以外の部分は毛としてはデザインされなかった。声はUでムーン役だった竹内順子さん。




C-31 偵察員 スタンピー



ウサギとシザーモードに変身。シザーモードは尻尾と連動して腕が動くが、ハサミのように閉じられる訳ではない。劇中ファイナルバトルに登場。ロボットの顔はニヤケ顔。
劇中では偵察能力・探査能力に秀でていた。臆病で周りの意見に流されやすい小心者だったが、仲間のために勇気を出せるようになる。




S-3 時空調査員 ハインラッド




タヌキに変身。胸の時計は実際に使える。目覚まし時計として使用した時にはロボットに変形させてから頭部を押すと鳴り止む仕組みになっている(ロボットの頭さえ出せばOK)。
時計機能があるせいか、変形も簡単で特に大きなギミックはない。

トックリと通帳(かよいちょう)を合わせるとトックリガンとなる。ミサイルは足に付けたまま変形可能。カードのスペックは階級7(副官以外の新兵と同じ)以外全て「?」という謎の戦士。ちなみに時計は電池換えてももう動きません。(だからってクロノレーベルなんかいらないよ)

劇中では「〜なんだな〜。」というのんびりした口調で緊張感のない存在。新兵たちと一緒にいたが、訓練をやり直し中の落ちこぼれ戦士という設定だった。
しかし、時間を止めるというスゴ技(頻繁には使えない)を持っていたり、トイもビッグサイズでスペックは謎だらけという明らかに怪しかったキャラクター。

その正体はベクターシグマからの密命で派遣された「ビッグコンボイのお目付け役」だった(そんなに信用ないのか?)。また、ビッグコンボイより年上で、「ベクターシグマとタメで話せる年齢」らしい(アルファートリンやG1TFと同世代か??)。




C-36 高速連絡員 マッハキック

馬とプロテクトモードに変身。ビーストモードの完成度は素晴らしいが、プロテクトモードはかなり謎の形態。尻尾は武器のテールトマホークとなる。
TFトイの中で唯一(?)頭と尻尾が植毛処理(ポニーテール?)されている。

元はサラブレット部隊(全員馬?)所属。ストラーダ隊長の下で副官として戦ってきたが、戦闘中に部隊は全滅。憧れていたというビッグコンボイを追いかけ、なかば強引に入隊。ベテラン戦士ではあるが、ストラーダ隊長の幻に騙されたりと、過去の傷は深いようだ。

多くの経験を持つマッハキックの存在は新兵たちにいい刺激を与えた。メキシコのマスクマンのような頭部が好きです。


タテガミの一つがレバーとなり、馬の頭が伸びる。必殺技・エラスティックハンドとして劇中でも活躍。
手を離すとスプリングで戻る。




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