トランスフォーマー ビーストマシーンズ
ビーストウォーズ リターンズ




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トランスフォーマー ビーストマシーンズ / ビーストウォーズ リターンズ
サイバトロン (マクシマルズ) デストロン (ビーコンズ)

[ ビーストマシーンズ (海外版) ]
バズソー ロングホーン
オプティマスプライマル
チーター スカイダイブ
スナール



[ ビーストマシーンズ (海外版) ]
スカベンジャー ミラージ
オブシディアン ジェットストーム
タンカー ブラストチャージ



[ ビーストウォーズ リターンズ (国内版) ]
コンボイ ラットル
ノーブルサヴェッジ



[ ビーストウォーズ リターンズ (国内版) ]
ビーコンスラスト メガトロン
ビーコンストライカ ビーコンジェットストーム



[ ビーストマシーンズ ]
トイザらス限定 プライマルプライム

[ ロボッツインディスガイズ(RID) ]
エアアタック オプティマスプライマル

[ TFユニバース ]
バトルユニコーン
ストッケード



[ ロボッツインディスガイズ(RID) ]
メガトロン メガボルト

[ TFユニバース ]
ブラックアラクニア



ビーストマシーンズ & ビーストウォーズ  リターンズ トイ

「ビーストマシーンズ(BEAST MACHINES)」は海外、「ビーストウォーズ リターンズ」は日本でのシリーズ名です。
海外ではトランスメタルスシリーズから引き続いて1999年からスタート。日本ではメタルスが展開している頃です。
しかし、ハズブロの設定をタカラ、メインフレーム(アニメ制作会社)がともにアレンジし、劇中設定とトイが全然似ていないという事態が発生。
後期では劇中設定にかなり忠実なアイテムも登場したが、どちらにしても若干気持ちの悪いデザインで、アニメのストーリーも陰鬱。アメリカでもあまり受け入れられなかったようで売り上げは不振に終わったようです。そのためこれまでのように日本オリジナルシリーズで繋いだあと、テレビ放映と共に国内展開スタート・・・という流れにはなりませんでした。

国内テレビ放送は「カーロボット」のあと2年ほど間を置き、「マイクロン伝説」で再開。
国内でも子供受けしないという(正当な)判断だったのでしょう。「ビーストマシーンズ」の日本でのテレビ放送およびトイ展開は絶望視されていました。
2003年〜04年頃には、ビーストウォーズ中心のリカラーアイテムで構成される「ユニバース」シリーズがe-hobbyで限定発売。リカラー(や別キャラ設定)ではあるが、ビーストマシーンズのアイテムが国内で初めて発売された。

そして、2004年にモバイル放送という極めて特殊な形で放送され、衛星放送やDVDも発売。そして2005年にトイザらス限定でまさかの国内販売が実現。マシーンズ後期の劇中に似たバージョンを中心に展開。パッケージは日本オリジナル、劇中に近い塗装に変更されるなど、そこそこ力が入っていましたが、最後は投売り・・・。

設計には蓮井さんも参加。変形機構は意表を突くような凝ったものが多く、設計は秀逸。デザインの奇抜さだけが惜しまれる。
サイバトロン(マクシマルズ)が戦うのは、デストロン(プレダコンズ)ではなく、メガトロン率いるビーコンズ。「ビーストVSマシン」という構図はBWUを思わせる。

●スパーククリスタル
トランスメタルス2から引き継がれるギミック。クリアーパーツ(やメッキ)で形成される。
デストロンはビーコンに、サイバトロンのマークもデザインが変わっている。
●有機と無機の融合した奇抜すぎるデザイン
両軍ともに従来のカッコイイと思われるプロポーションから、クリーチャーがかった、やや気味の悪いデザインでまとめられている。
多くのアイテムに見られる特徴がクリアーパーツの多用とグラデーション塗装。

●トイのサイズ
アニメとトイとでは、キャラの対比にかなりの違いがある。劇中では大型のコンボイやメガトロンがメガサイズで、同じく劇中では普通の大きさのナイトスクリームやジェットストームがウルトラクラスで出るなど、明らかに出し方がおかしい。並べれば劇中の雰囲気を損ねる事は必至。
●アタックモード
第3形態というよりはボタンやレバーでどこかが動くギミックといった意味合いが強い。だが、しょぼいというか、あまり意味のないギミックも多い。可動を妨げているパターンもあるので、ない方はいい場合も・・・。国内版取説では単にアクションギミックと書かれている。
●海外版パッケージ
CGアニメ版のチーター(チータス)がパッケージのメインキャラに。ただし、アニメ版と初期に発売されたチーターとはデザインが違う。後期に発売されたエレクトロニックチーターでようやくアニメデザインに近づいた(サイズがデカすぎますが)。
●国内版パッケージ
基本的にどのアイテムもパッケージデザインは同じ。単体のキャライラストなし、軍団名(サイバトロンかデストロンか)や「総司令官」などの役割、キャラ設定等は一切書かれていない。コレクションカードもなし。

ブリスタータイプの物は裏面の取説に変形後の写真が小さく載っているが、ボックスタイプの物は変形後の写真が載っていない(どうせマニアしか買わないという事だろうか??)。国内用に作られたパッケージではあるが、今までに比べ異質である。
ちなみに、今までのビーストアイテムには書かれていなかった番組名の一部「超生命体」が書かれているのも特徴(わざわざトイ用のロゴを作るのをやめただけかもしれない)。


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アニメ作品「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ リターンズ」 (2004年〜)
「ビーストマシーンズ」の日本でのテレビ放送およびトイ展開は絶望視されていましたが、2004年にモバイル放送という極めて特殊な形で放送され、2006年にはGyaoやYahooで無料動画配信、衛星放送やDVD発売もあり、ようやく多くのファンが目にする事が出来ました。

ストーリーはメタルスからの続きだが、コンボイは大半の記憶を失い、ロボットモードに変身もできぬままマシン軍団(ビーコン)に追われる。そこはメガトロンによってすでに支配されていたセイバートロン星だった。チータスら仲間と合流し、惑星の深層部にあるコンピューター・オラクルの導きにより、新たなロボットモードを得て、メガトロン率いるビーコン軍団に立ち向かう。新たな変身の掛け声(音声コード)は「トランスフォーム」。

舞台はセイバートロン星のみで、支配された星は暗い画面が続き、キャラクターも気味の悪い奴らばかり・・・。あの大ヒットしたビーストウォーズ人気を限りなく引きずり落とした感があります。吹き替え版は、今まで以上に声優陣のアドリブ合戦が増している。メタルスの時に、子供向けだから楽しい雰囲気にするためにやっていると以前インタビューで読んだのだが・・・。今回は放送形態から子供向けではないはずなのになぜなのでしょう?しかも、今回ばかりはアドリブの域を越えて酷すぎます。世界観やストーリーに入り込めませんでした。BWやメタルスの時はマジメに仕事してたなあと思えるほどです。


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